我が原点、リル
どうもです。
いきなりですがウィクロスの中って女の子しかいないんですよ。
lostrageにてようやく男性セレクターが出てきます。無論一般的なウィクロスプレイヤーはいたのですがselectorでは繭によってしっかりと「夢限少女」という勝者が決められたものだったからです。
lostrageではそれが崩壊して「セレクター」という概念だけが残った結果男性セレクターが現れた、といった感じです。知らんけど。
前置きが長くなりましたが女の子しかいないってのはカードの中でも守られてるわけですね。
でもイケメンがいないわけじゃないです。イケ女がいます。
世界各地の英雄たちをモチーフにしたシグニ軍、それを使役するはlostrage主役ルリグであるリルです。
詳しくは書きませんが主役の穂村すず子の幼馴染の女の子を潜在的にコピーしてます。いくらなんでもイケメンすぎやしませんか?
まあそれはそれとして性能面から語りましょうか。
まずは武勇というシグニですね。
どのシグニもレベルに比べてパワーや性能が高いカードが多いです。
しかしその高さにも理由があります。
それらは「ライズ」というシグニだからです。大きく分けて2つの特徴があります。
1.デュエマで言う「進化クリーチャー」
パワーも効果も強力な理由はここにあります。ライズシグニ単体では場に出すことができないため手札を複数枚消費する必要があり、それに見合った効果をしているのです。
2.「メテオバーン」効果を持つ場合もある
要は簡潔に強い効果はターン1回でしか使えず、回数は限られるということです。
例えば↓このクロカンですが、
1ドローか1エナチャージが選べるため手札の枚数などと相談して効果を使えますし、パワー8000はレベル2じゃ超えられないパワーを持っています。しかし最短で場に出すと「ライズの上に出すライズシグニ」のため下には2枚しかない=効果は最大で2回まで、ということになります。まあ2→3→4とグロウしていくゲームだと4ターン目までには確実に除去されるので大きく困ることはありません。
シグニの話はここまでにして、ルリグ、「リル」の能力面の話を始めますか。
lostrage主役であるリル、彼女の初期コイン数は1、枚数としては最低枚数です。
恐らくアニメでは最後に参戦したルリグっぽいので枚数が少ないのだろうとは思います。
初期枚数は最低数ですが、最終獲得コインは最多となります。
なぜなら5になると毎ターンごとに2枚勝手に増えるからです
最近では花代がコインを自力で発生させるようになりましたが彼女は勝手に生まれます。
でもそんな手に入れてどうすんだって話ですよね。コイン上限5枚ですし。
それすらも1枚で解決してます。コイン1枚で最大2回まで武勇を場に出せます。ライズであっても条件が守られれば出すことができます。
そしてもう一つ、コインベット数脅威の4枚!相手のシグニを丁度2体バニッシュします。2ターンに一度2面開けができるため攻守ともに強い効果です。とにかくこの構築の強みはここに集まってるため相手にマウントする必要があるためビカムユーが必要になります。
うまくコインをやりくりして場と手札を枯らさないことが戦いやすい立ち回りですね。
さて、ここからそれぞれのターンでの動きを確認しましょうか。
〜レベル1.2〜
デッキの質を上げるためにもエンキド+必要ないライズを手札に残しましょう。
序盤に引きたくない大型ライズはエンキドのルーティング効果でトラッシュに溜めておくと後々エンキドの貪欲な壺効果で回収できます。かなり強いカードですが戻せるカードはライズ限定、あまり戻しすぎると進化元がなくなりマグロになってゲームセット、となることもあります。
他のキープ基準はパワー0での処理も防ぐバニッシュ耐性付与+パワー8000のライズのアレクサンドを筆頭とするレベル2ライズ
もしくは新戦力であるシャルル
この辺りをキープすると強くなりますし、レベル2はこの子らを中心に回ります。
〜レベル3〜
レシピ見ても分かる通り3ターン目は大きな動きはありません。耐えの時間です。未来に繋ぐ手札を作ります。
強いて挙げるなら温泉娘コラボの草津結衣奈が耐性高めで入れるとパワーダウン系などの特定の相手には、せんとう面(温泉だけに)や多面要求のプレッシャーが上がります。
〜レベル4〜
ここからが本番です。オイチ→オダノブと言った耐性持ちトリプルブレイカーを出してアーツ要求したり
サナユキで手札補充+盤面にプレッシャーを与え
アレクサンドでメインフェイズでの除去を誘導します。
少しズレますが巷の流行りはバニラリルでジャンヌ×3とかいう盤面ですが、4バニラリルはクソブs……そぐわない見た目なので使わない方がいいです。リルの販促イメージ伝わってないのかしらっていうくらい別物です。
他のlostrageバニラのなかでもダントツにズレてます。
話を戻します。
〜レベル5〜
出現時効果がまずはちゃめちゃです。トラッシュの武勇を3体釣り上げます。召喚条件満たしていればライズでも。ただしエンド時にトラッシュに帰ります。
とはいえここで釣りたいのは手札を補充できるカードです。
この2枚を合わせて3体場に出すと最大で手札が3枚増えます。
サナユキなどで複数を1枚のライズにできるため自動で面を開けて盤面を整える。また、ライズしたシグニの下のカードが受けたトラッシュに落ちる制約もここで踏み倒してます。
こうして盤面を整えて出てくるこのデッキ最強のシグニはライズではなくノーマルなシグニとなります。
呂布モチーフに恥じない性能とカードパワーを有しているエンドカードです。
効果はシンプルなほど強いという定説通りの作りですね。
バニッシュ耐性付与のアレクサンドを横に置き、リョフホウにバニッシュ耐性を付与しても、他のライズに付与しても強い1つ目のルリグシグニ耐性、これの何が強いかと言うと「シグニのLBも効かない」というもの。
2つ目のアタック時ダメージでバニッシュ系LBを踏んでも効かないこともしばしば。
その2つ目もアタック無効であっても確実に点をもぎ取るハットトリッカーです。また、「ライフクロスをクラッシュする」ではなく「ダメージを与える」のためライフクロスがない状態で殴りさえすればそこで勝ちです。
5はこれに加え先述したバニッシュも持つので防御性能も桁違いなので考えれば考えるほど楽しいデッキですので皆さん是非組んでみてはいかがでしょうか。
それではまた気が向いた時に。